奥秩父(埼玉) 南天山(1483m) 2020年12月27日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:25 登山口−−6:49 法印の滝−−7:17 尾根コース/沢コース分岐−−8:04 主稜線−−8:11 南天山 8:16−−8:22 主稜線を離れる−−8:41 尾根コース/沢コース分岐−−8:57 法印の滝−−9:14 登山口

場所埼玉県秩父市
年月日2020年12月27日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場登山口に駐車場あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望南〜西〜北側が開ける
GPSトラックログ
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コメント上武国境稜線に繋がる尾根上のピーク。天丸トンネルから林道経由なら長野からアクセスがいいが通行止めのため秩父経由の大回りの必要があり遠くなってしまった。登山口は中津川林道沿いにあるが通行止め箇所は登山口より奥のためマイカーで登山口まで乗り入れ可能。山頂まで整備された登山道が続き危険個所は無い。ここまで来ると奥秩父の山々が近くに見える




まだ暗い中を出発 登山口
橋で鎌倉沢を何度も渡り返す この橋は流されかけて斜めに。帰りに位置を修正した
法印の滝。左を高巻き 沢コース/尾根コース分岐で涸れた沢を横断して尾根コースへ
尾根コースは植林帯を登っていく この案内標識が点在する
標高1400m付近 上武国境に続く主稜線に乗る
山頂直下 南天山山頂
南天山から見た南〜西〜北の展望(クリックで拡大)
南天山から見た北側の上武国境稜線
南天山から見た浅間山 南天山から見た西側の上武国境稜線
ここで尾根コース/沢コース分岐。尾根コースは左へ下る 鎌倉沢沿いの尾根コース/沢コース分岐
登山口到着 ルート案内図
登山口前の駐車場


・南天山は奥秩父と言っていいのか微妙な位置にある。中津川より北にあるので奥秩父とは切り離されているようにも思えるが、ここでは奥秩父としておく。上武国境から続く尾根上にあり、登山道がある山である。

・問題は登山口まで車で入れるかどうか。登山口は中津川林道沿いにあるが林道は通行止め。どこで通行止めかは知らないが、少なくとも742m標高点のある建物群までは入れるだろう。

・秩父市街地を抜けて奥秩父もみじ湖で国道140号線から中津川沿いの県道へ入り、中津狭を見ながら上流へ。道なりに走行していると自然に県道から中津川林道へ入り、旧王冠キャンプ場まで車で入れるとの看板あり。地形図を見ると南天山登山口の少し先に王冠という地名があり建物マークがあるので、おそらくここがキャンプ場であろう。ならば登山口までは車が使えるのでありがたい。

・中津川林道は10年以上前に長野側から埼玉側へ抜けたことがあるが、ダートでも普通車で問題なく走行できた記憶がある。今でも未舗装だが路面状況は良好で普通車でも速度を落とすことなく走行可能。ただし砂ぼこりで車の後は真っ白に。

・登山口は案内標識があるのですぐに分かり、道路の反対側に広い駐車場があった。今夜はここで車中泊して明日朝から登ることに。今は長野に通り抜けられないこともあり林道を通行する車はほぼ皆無で、暗くなってから1台の車が降りてきただけだった。

・夜間は満天の星空で、放射冷却でそれなりに冷え込んだが-3℃程度。長野市街地とほとんど変わりがなかった。朝飯を食ってまだ薄暗い中を出発。登山口には「体験の森案内図」と書かれた絵地図があり、南天山西側の1538m峰まで道が書かれているが、主稜線へ出て1538m峰東側で通行止めと書かれていた。南天山までは問題ないらしい。

・最初は登山道は鎌倉沢沿いを上がっていく。立派な橋で右岸、左岸を何回も渡り返す。水量はさほど多くないので橋が無くても場所を選べば渡れそうだが、橋があると簡単に渡れるので大助かり。橋の一つは位置がずれていたようで渡ったらズレて沢に落ちそうになった。渡り終えて橋を見ると流れに対して直角に設置されておらず斜めになっていた。帰りがけに橋の左岸側を持ち上げて位置を修正、安全に渡れるようにしておいた。橋はかなり重く頑丈であることが分かった。

・途中に「法印の滝」あり。落差は10m程度だろうか。今は渇水期で水量が少ないので迫力はイマイチ。この滝は右岸側を高巻きする。

・標高1090m付近で沢沿いに直進する道と涸れた鎌倉沢を渡って左岸側の斜面へ登る道が分岐。右のコースを指して「尾根コース」と案内標識があった。地形図を見るとこの付近で登山道が分岐し、沢沿いを登って1374m峰付近で主稜線に出て山頂に至るルート(沢コース)と、鎌倉沢左岸側の斜面に取り付いて南天山から南に派生する枝尾根に取り付くルート(尾根コース)があることが分かった。「尾根コース」の方が距離が短いので尾根コースに入る。

・ここまで上がると鎌倉沢は完全に涸れて橋が無くても問題なく渡ることが可能。その先は植林された斜面を斜めに上がっていく。最初は檜だが高度が上がると唐松に変わる。このエリアでは唐松植林地であっても笹は一切登場しなかった。

・標高1420mで主稜線に乗り上げ沢コースと合流。主稜線は岩が目立つがあからさまな岩登りは無く危険個所も無い。山頂が近付くと唐松植林から落葉樹や矮小な檜に変わる。檜は植林ではなく天然のものだろうか。

・登り切ったピークが南天山山頂。展望は東以外が開け、ここのところ登り続けている上武国境が良く見えていた。南には奥秩父の山並み。北西には白く雪化粧した浅間山。天丸トンネル付近の向こう側には真っ白な稜線が。帰宅後にカシミールで確認したところ、万太郎山〜谷川岳付近が見えていたと判明。

・帰りは往路を戻る。今日は日曜日だが他に登山者がやってくることはなかった。

 

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